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活動報告​(2013.4~)

さぁ、安倍政治を終わらせよう! 10.19院内集会 路上から議会へ~野党はオルタナティブを提示できるか

2015.10.19

10月19日、立憲フォーラムは「戦争をさせない1000人委員会」と共催で、「さぁ、安倍政権を終わらせよう 10.19院内集会」を参議院会館・講堂で開きました。この日は戦争法の強行採決から一月目の19日となり、会場には350人を超える市民が参加して、立ち見も出る盛況ぶりでした。

メインスピーカーは、上智大学で政治学を研究している中野晃一教授。学者でつくる立憲デモクラシーの会の一員として、この間、街頭行動にも参加してきた経験を踏まえ、「野党はオルタナティブを提示できるか―路上から議会へ」と題して講演を行いました。

中野さんは「国会前の活動によって、野党議員も国会でがんばることができた。今後は、国政選挙に向けての野党間の共闘が必要。個人の自由と尊厳を守る政治の理念のもとに、同じベクトルの方向性を共有化すればいい。また、野党共闘を市民が支えていくことも必要だ」とお話されました。

また、ブリュッセル在住で軍事問題を専門にしているジャーナリストの谷口長世(ながよ)さんからは、「自衛隊とJICA(国際協力機構)の関係を緊密化させ、軍・民複合体としての展開ができるように政府は準備している。ぜひ、JICAの活動にも監視を厳しくしてほしい」との指摘をいただきました。

立憲フォーラムの集会に引き続き、国会正門前では、「戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が、戦争法廃止を求める集会を開き、約9,500人(主催者発表)で集まりました。立憲フォーラム所属の国会議員から、近藤昭一さん(民主党幹事長代理)、福島瑞穂さん(社民党副党首)が所属政党を代表して決意表明をしました。

 

「戦争法案」を葬ろう! 9.17集会 「戦争法案」そして私たちの未来

2015.9.17

9月17日、「戦争法案」を葬ろう! 9.17院内集会は昨日午後5時から参議院議員会館講堂で開かれました。講師は「学者の会」発起人で神戸女学院大名誉教授の内田樹さん。内田さんは、安倍首相はアメリカに評価してもらいたいということ以外に何も考えていない、この法案に賛成した議員は落選させる運動を、と立ち見のでる満員の参加者に呼びかけました。

内田さんのお話に引き続き、立憲デモクラシー共同代表の山口二郎さん、作家の室井祐月さんが発言。そして、参議院安保特理事の福山哲郎参議院議員が、直前に行われた強行採決の不当さを訴えました。

「戦争法案」を葬ろう! 9.10集会 

2015.9.10

9月10日、立憲フォーラムと戦争をさせない1000人委員会の9.10集会は、会場一杯の人で埋まりました。近藤昭一代表の挨拶の後、安保特の理事を勤める福山哲郎参議院議員が、この間の政府答弁のいい加減さに加え、採決ありきの委員会運営を痛烈に批判、これからが正念場と決意を語りました。今日のゲスト、立憲デモクラシー共同代表の山口二郎さんは「民意の高まりは、自公政府・与党の予測をはるかに超えて高まっている」、作家の落合恵子さんは「これから数日間の山場でのどんでん返しを信じて、どこまでも力をつくしましょう」と力強く話されました。集会は各界からのアピールを受け盛会に終了、参加者のみなさんとともに立憲フォーラムの議員も、国会正門前の総がかり行動集会に参加しました。これからが正念場、国会内外の声を一つにして、「戦争法案」を廃案に追い込みましょう!

 

「戦争法案」を葬ろう! 9.3集会 「憲法の番人」が違憲の安保法制をしかる

2015.9.3

9月3日の戦争をさせない1000人委員会&立憲フォーラム共催の9.3集会は、近藤代表が先日の8.30集会の報告を行った後、参議院安保特の委員である民主党の小川勝也参議院議員が、審議されればされるほど論理破綻をきたしている特別委員会の現状を報告しました。続く本日のゲストスピーカー、元内閣法制局長官の宮崎礼壹さんからは、「安保法制」法案の内容は違憲、手続きも立憲主義違反で、廃案しかありえないとお話いただきました。続いて、学者の会、OVER SEAs、学生ハンスト実行委員会、翻訳家、宗教界、立憲ネットワーク、日弁連からのリレートーク。マイクを握ったカトリック神父の大蔵一美さんは、キリストは「剣を持つものは剣によって滅びる」と語った、「ヌチドゥタカラの家」をつくった阿波根 昌鴻は「基地を持つものは基地によって滅びる」と語ったと紹介されました。まさしく「戦争法案」を持つ国は、「戦争法案」によって滅びてしまう、そんな過ちを絶対に犯さない。そのためには、この9月が大きな山場です。みなさん、共に闘いましょう!!

 

「戦争法案」を葬ろう! 8.27院内集会 安保法制・アホノミクス・日本経済の変容

2015.8.27

8月27日、浜矩子・同志社大教授を迎えての院内集会は、開場と同時にあっという間に満席、立ち見となってしまう盛況でした。「安保法制・アホノミクス・日本経済の変容」のテーマで、浜さんは、「そもそも人間を幸せにすることが経済政策の存在意義。安倍総理が掲げる、強い国家のための経済政策でも、外交安全のお先棒を担ぐためのものでもない」と断じました。浜さんのお話に先立って、参議院安全保障委員会で理事を務める民主党の福山哲郎参議院議員は、委員会の状況報告とともに、「国会外から、大勢のみなさんから応援いただくことが、私たちが国会で戦う力となっています」と挨拶しました。院内集会後の毎週木曜日の国会前抗議行動には、立憲フォーラム所属議員から、民主党を代表して小西洋之参議院議員、社民党を代表して福島みずほ参議院議員が挨拶。この週末の日曜日に予定される「8.30 国会10万人集会」を成功させ、安倍政権を退陣に追い込もうと力強く訴えました。

 

 

「戦争法案」を葬ろう! 8.20院内集会 「アジアと日本」再構築のために

2015.8.20

8月20日は毎週木曜日恒例、立憲フォーラム&戦争をさせない1000人委員会共催の「戦争法案」を葬ろう8.20集会。今日の講師、姜尚中東大名誉教授は、「アジアと日本」の関係を再構築していくために必要なことは、村山談話のキーセンテンスをバラバラにした安倍談話では何の効果もなく、相手に伝わる「言葉」で外交努力を積み重ねていくことが、今こそ求められていることをわかりやすく、そして力強く語っていただきました。
引き続いて夕方からの総がかり行動による国会前集会も大勢の参加者で歩道が埋め尽くされました。ステージでは、国会議員からは、民主党で参議院安保録の委員も務める広田一参議院議員、立憲フォーラムのメンバーである社民党の吉川元衆議院議員らがかけつけ、交代にマイクを握り、党派を超えて「戦争法案」を廃案にしていく決意を語りました。シュプレヒコールでも、戦争法案を廃案にし、安倍政権を退陣に追い込むために、「8.30国会10万人・全国100万人大行動」を成功させよう、との参加者の声が国会周辺に鳴り響いていました。

 

「戦争法案」を葬ろう! 8.6院内集会 中国敵視政策でよいのか

2015.8.6

70年前、ヒロシマに原爆が投下された8月6日に開催された院内集会は、元外務省の国際情報局長・孫崎享さんに、「戦後70年」私たちの外交はどうあるべきか、ヒロシマ・安保法制・近隣諸国との関係について、お話いただきました。孫崎享さんは、安倍政権の言っているのはジョージ・オーウェルが『1984』で描いた、「戦争は平和」という世界そのものではないか、と指摘、東アジアは平和をつくれれば世界最強のエリアとなるのに何故紛争するのか、と危機を煽る安倍政権を批判しました。

集会は多くの人に立っていただかなければならないほどの盛況で、広島の式典から駆けつけた福山哲郎安保特理事からは、参議院での審議状況について報告を受けました。

 

「戦争法案」を葬ろう! 7.30院内集会 岸は退陣、そして今回、その孫は!?

2015.7.30

立憲フォーラム・戦争をさせない1000人委員会共催による、「戦争法案」を葬ろう! 7.30院内集会、この日も大勢のみなさんにご参加いただき、作家の保阪正康さんから、戦後史から、「60年安保」と今国会を考えるというテーマでお話を伺いました。

保坂さんは、60年安保の時に、京都で中学生・高校生・大学生など5万人のデモに参加したことなどを回想しながら、何故それほど多くの人が自然発生的に生まれたかといえば、「岸首相に対する『不潔感』、『嫌悪感』だった」と述べました。そして、軍事化した社会は「人間を序列化」 する、そういった戦時下が抱える「こわさ」を理解しなければならない、と指摘しました。

そして、安倍首相は抑制がなく、コントロールする力がないこと、そして「十分な質疑時間も大切だが、質疑応答の中身も大切。今の答弁は答えになっていない」、そんな「いまの安保法案に大義がありますか?」と問い、「法案が成立してしまえば、何のための戦後70年だったのか。子どもや孫に笑われないために、一人ひとりが自立した市民として、各々のやり方で意思表示をしなければならない」と訴えました。

「戦争法案」を葬ろう! 7.23連続集会 70年談話前 「村山談話」と米歴史学者の意見を聴く

2015.7.23

立憲フォーラムと「戦争をさせない1000人委員会」が共催する「戦争法案」を葬ろう! 7.23集会が開かれ、日本の侵略戦争に向き合う歴史認識に焦点をあてた歴史学者と、村山元総理による講演が行われました。

昨年8月に朝日新聞が一部の証言に基づく「慰安婦」関連の記事を取り消したことを受け、あたかも「慰安婦」問題が存在しなかったかのような言論が流布されました。このことに危機感をもった日本の歴史学者が昨年10月に、「『慰安婦』の存在は明らかであり、政府や一部メディアによる不当な見解を批判する」旨の見解が表明されました。立憲デモクラシーの中野晃一上智大教授から、これらの動きを整理して報告いただきました。

そして、今年5月には、欧米の日本史研究者が「日本の歴史家を支持する声明」を公表しました。この声明を取りまとめたジョルダン・サンド氏(ジョージタウン大学教授)も集会に参加され、「『慰安婦』問題を否定する感情的な日本のナショナリズムが国際的な摩擦を生んでおり、この問題に関する日本とその他の国での認識のギャップを懸念している。過去の過ちを認め、歴史に関する認識の共有化をはかることが国と国との協力関係をつくるうえで重要だ」と指摘されました。

続いて、村山富市元総理が登壇され、「戦後70年、日本が戦争をしなかったのは憲法9条があったから。しかし、安倍総理は個人の信条を実現するために憲法を破壊しようとしている」と現政権を厳しく批判されました。そして、「私も旧日本軍に二等兵として徴兵され、一等兵からは『俺の命令は天皇陛下の命令だと思え』と言われ続けた」と軍隊での理不尽な体験を語った上で、「戦後、日本国憲法を知った時、空が晴れ上がった気持ちになった」と話されました。

村山元総理は91歳の高齢ですが、「国民の意思を無視した政治は絶対に許さない。戦争法案をつぶすために頑張ろう」と力強い声で、参加者に呼びかけました。

「戦争法案」を葬ろう! 7.16連続集会 沖縄/辺野古移設・安保法制・アジアの未来について

2015.7.16

7月16日、「戦争法案」を葬ろう! 7.16院内集会は、会場の憲政会館ホールが参加者で埋まり、立ち見が出るほどの盛況となりました。立憲フォーラム代表の近藤昭一衆議院議員や江田五月元参議院議長ら多くの議員が参加。立憲フォーラム幹事長であり、衆議院安全保障特別委員会の委員であった辻元清美衆議院議員が強行採決にいたる委員会の状況について報告しました。「安倍総理は国民の理解が深まっていないことを認めながら、与党は強行採決に踏み切った。国民はこの法案のおかしさを分かってきており、さらに反対の世論が強まることを恐れ、与党は強行採決せざるを得なかった」と政府・与党を厳しく批判しました。

続いて、「インサイダー」編集長の高野孟さんが講演を行いました。高野さんは「今回の強行採決は安倍政権の強さではなく、弱さの現れ。今後、支持率は下がるだろう。たとえ、法案が成立しても、安倍総理の政治生命を絶つ勢いで運動を進める必要がある」と指摘。そのうえで、「参院で徹底審議し、法案の矛盾を明確化させよう。仮に、強行採決されても、その次は、大規模な原告団による違憲訴の取り組みを展開し、来年の参院選挙では、戦争法案に賛成する議員を落選させ、野党勢力の躍進を勝ち取ろう」と今後の運動の進め方について、提案されました。

また、山岸良太さん(日弁連)、加藤真希さん(非戦ネット)、西谷修さん(立憲デモクラ

シー)、杉浦ひとみさん(女の平和ヒューマンチェーン)、武田隆雄さん(日本山妙法寺)、市来とも子さん(立憲ネットワーク)のみなさんから活動の紹介と今後の決意を語っていただきました。

 

「戦争法案」を葬ろう! 7.9院内集会 沖縄の参考人から安倍政権のやり方「非常に怖い」

2015.7.9

7月9日、議員会館では二つの院内集会が開催されました。

正午からの日弁連主催の院内学習会「『安全保障法制』を問う PART2」には、野党の党首(民主、社民、共産)と幹部(生活、維新)が参加し、長谷部恭男早大教授と那須弘平元最高裁判事が「砂川判決を集団的自衛権の根拠とするのはデタラメ」等の発言をされました。

夕方からは、立憲フォーラムと戦争をさせない1000人委員会が共催する院内集会が開かれ、会場は立ち見が出るほどの盛況でした。小西洋之参議院議員が47年政府見解の問題点を突きました。また、立憲デモクラシー共同代表の樋口陽一さんが安倍政権の不真面目なやり方を批判し、若者たちはこの不真面目さに怒っている、と指摘しました。

夜の6時30分からは、雨のなか木曜連続国会行動が展開され、約1500名が参加。民主党の寺田学安保特委員が「与党が狙う来週の強行採決をさせないよう、力をあわせましょう」とあいさつしました。また、立憲デモクラシーの中野晃一上智大教授や「九条の会」事務局長の小森陽一東大教授などが発言しました。

 

九州から「戦争法案」に反対する市民集会

2015.7.5

7月5日、福岡県福岡市で「九州から戦争法案に反対する市民集会」が開催されました。集会には九州全県から市民団体や労働組合の方々約1,000人が、福岡市中央区の「福岡市民会館」に結集しました。

立憲フォーラムからは、近藤昭一代表、吉田忠智参議院議員、吉川元衆議院議員が出席、またフォーラム事務局長である福岡県出身の江崎孝参議院議員からはメッセージが送られました。

若者によるアピール、決議文の朗読、九州大学の出水薫教授による基調講演、近藤代表からの国会情勢の報告ののち、参加者全員で、福岡市天神までデモ行進を行いました。

シュプレヒコールに加え、福岡で有名なTVCMのリズムに乗せて「命が大事、平和が一番」「こどもを守ろう、おとなが守ろう」「平和憲法でよかろうもん」と、声を挙げました。

街頭の通行者たちも、聞き慣れた曲に乗ったシュプレヒコールに足を止め、デモ隊を見守っていました。

 

「戦争法案」を葬ろう! 7.2 院内集会 「言論・表現の自由」に無理解な政権の危うさ

2015.7.2

7月2日、「戦争法案」を葬ろう! 7.2院内集会は、会場の参議院議員会館講堂が参加

者で埋まり、立ち見が出るほどの盛況となりました。菅直人元首相、江田五月元参議院議長ら多くの議員が参加、大串博志衆院安保特委員から報告を受け、弁護士の伊藤真さん、日本ペンクラブの篠田博之さんのお話を聞きました。

伊藤弁護士は6時30分からの毎週木曜日連即行動の国会前集会にも参加され、「安倍政権は、『違憲かどうかは最高裁判所が判断をする』と言っているが、憲法の本当の番人は、最高裁ではなくわたしたち主権者一人ひとりです。わたしたちは、自由にものが言える国を、政府に二度と戦争をさせない国を、外国力で信頼関係を構築できる国をつくっていくために、わたしたちの意思で、今の憲法を守ってきた。それを権力者が力の論理で押し通す国に変えてしまうことを見過ごすことはできない。戦争法案を葬りましょう!」と訴えました。

 

戦争法案の廃案を求める署名を提出

2015.6.29

6月29日、「戦争をさせない1000人委員会」のみなさんが集めた150万人を超える署名を衆参両議長に提出しました。紹介議員となった立憲フォーラムの議員は、近藤昭一代表をはじめ、江崎孝事務局長、阿部知子衆議院議員、吉川元衆議院議員、那谷屋正義参議院議員、福島みずほ参議院議員の面々です。

署名提出に先立って、署名呼びかけ人を代表し、ルポライターの鎌田慧さん、評論家の佐高信さんらが記者会見を行いました。鎌田さんからは、「署名活動は今後も引き続き取り組み、7月中には300万筆を目標としていきたい。戦争はいやだとの声をどんどん掘り起こしていく」との強い決意を述べられました。

「戦争法案」を葬ろう! 6.24 院内集会 安保法制を廃案にするために、さらに声を、行動を

2015.6.24

6月24日、当初予定されていた通常国会の会期末ということで国会周辺で様ざまな取り組みがありました。総がかり行動による国会包囲行動には、平日の夜にもかかわらず、3万人に上る参加者のみなさんによる厚みと熱気に包まれました。

夕方からの国会包囲行動に先立ち、立憲フォーラムと戦争をさせない1000人委員会は、議員会館裏の星陵会館で「戦争法案」を葬ろう 6・24集会を開催。東京新聞の論説・編集委員の半田滋さんによる、「安保法制を読み解く―安倍政権の狙い」を講演いただきました。会場は菅直人元首相ら立憲フォーラム議員と立つ人もでる参加者であふれました。

 

「戦争法案」を葬ろう! 6.18 院内集会 安保法制を廃案にするために、いまやるべきこと

2015.6.18

6月18日、今日の院内集会は、講師に憲法学者の小林節慶応大学名誉教授、そして軍事評論家の前田哲男さんを迎え、平和安全法制の問題点について、それぞれの専門家としての観点から、憲法と国を守るために何をすべきかについてご講演いただきました。
定員300人の会場は、立ち見が出るほどの参加者で満杯となりました。市民の関心の高さと危機感の強さが表れていると思います。

 

「戦争法案」を葬ろう! 5.19 院内集会 安保法制審議に求められるもの ―安倍政権のウソを暴く質疑のために―

2015.5.19

5月19日、立憲フォーラムと「戦争をさせない1000人委員会」の共催による院内集会を開催しました。5月14日には、昨年の閣議決定による集団的自衛権行使を「正当化」させるための「平和安全法制整備法案」と称する「戦争法案」が閣議決定されました。これから始まる国会審議に臨むにあたり、この「戦争法案」がもつ欺瞞を徹底的に明らかにするため、稲田大学法学学術院教授の水島朝穂さんから、「安保法制審議に求められるもの――安倍政権のウソを暴く質疑のために」と題し、お話をいただきました。水島朝穂さんからは、個別的自衛権行使と集団的自衛権行使の重なり合いはありえないこと、「積極的平和主義」を掲げる安倍総理が日本の「安全保障環境の変化」を招いている最大の要因であること、等々をお話しいただきました。そして、「絶対的に危険な政権」となって日本の平和を破壊しようとする安倍政権に対峙するため、国会内外で一丸となることを確認しました。今こそ、ともに闘いましょう!

 

※水島朝穂教授は岩波書店から『ライブ講義 徹底分析!集団的自衛権』を出版されたばかりです。「安倍政権のウソ」の理解が一層深まりますので、ぜひご一読ください。

 

戦争させない・9条壊すな! 5.12集会

2015.5.12

5月12日、日比谷野外音楽堂で開かれた「戦争させない・9条壊すな!集会」は、大型低気圧が近づく中、会場を埋め尽くす参加者の熱気にあふれました。立憲フォーラムからは、近藤昭一民主党幹事長代理、吉田忠智社民党党首、沖縄社会大衆党の糸数慶子参議院議員があいさつ、立憲フォーラムメンバーの国会議員が多数参加させていただきました。近藤立憲フォーラム代表は、「何がなんでも集団的自衛権の行使はさせない。国会で成立を阻止しましょう」とあいさつしました。

 

 

 

「5・3憲法集会」@横浜・臨海パーク

2015.5.3

憲法記念日の5月3日、横浜市内の臨港パークで、「平和といのちと人権を!5・3憲法集会~戦争・原発・貧困・差別を許さない~」が開かれました。例年、別々の集会を開いていた各団体が、安倍政権による改憲を阻止するために、統一集会を開きました。集会には、三万人を超える市民が参加し、広い会場を埋めつくしました。

立憲フォーラムも、集会に参加された皆さんとともに、改憲を許さず、戦争法案の成立を阻止するために、国会で頑張ります。

 

 

ガイドライン改定に反対する 4.27 官邸前行動

2015.4.27

4月27日夕、戦争をさせない1000人委員会などによって、「日米ガイドライン改定・戦争関連法制定反対! 安倍政権の憲法破壊を阻止しよう! ガイドライン改定に反対する 4.27 官邸前行動」が展開されました。立憲フォーラムからは、長妻昭・民主党代表代行と神本美恵子参議院議員が参加。長妻代表代行は「15年議員をやっているが、いまのような状況は初めて。ポイント・オブ・ノーリターン(もはや後戻りできない段階)に近づいている」と安倍政権を批判しま

した。

 

 

「立憲フォーラム総会」を開催

2015.4.1

わたしたち、立憲フォーラムの活動も丸2年となり、この4月で3年目に入ります。

今年は、先の大戦から70年の節目です。しかし同時に、政府の新しい談話の発出、集団的自衛権関連の法改正など、平和と立憲主義が破壊される危機的状況でもあり、大きな転換点となる可能性があります。

このような状況への認識について、改めて立憲フォーラムとして共有するとともに、今後の活動等について確認するため、総会を開催しました。また記念講演として、憲法学者である小林節さん(憲法学者・慶応大学名誉教授)から、「集団的自衛権関連法案について」をテーマに、歯切れのいいお話を伺うとともに、わたしたち国政に携わる議員一同に対する激励をいただきました。

なお総会において、この間、パブリックコメントを行っていた「平和創造基本法案」について、要綱素案を確認しました。ご意見いただきました多くのみなさまに、お礼申し上げます。

新宿駅前の街頭演説で集団的自衛権・解釈改憲反対をアピール

2014.10.21

10月21日、集団的自衛権・解釈改憲反対を旗印に結集し、立憲フォーラムとも連携している「自治体議員立憲ネットワーク」による街頭宣伝活動が、新宿駅東口アルタ前にて行われ、立憲フォーラムを代表して事務局長の江崎孝参議院議員が参加しました。

江崎事務局長は、「戦後永く戦争をしてこなかった我が国が、7月1日の閣議決定により、将来的には戦争に巻き込まれるかもしれない危機的な状況にある。安倍政権は雇用の面で格差を拡大する政策を進めているが、米国を見ても、戦争に行かされる米軍の兵士は低所得者層であり、我が国でも同様なことになる可能性がある。まだ閣議決定されただけであり、具体的な法改正は行われていない。いまこそ、みなさんの声を結集して、集団的自衛権行使を認めないという大きなうねりを作り出し、法改正を阻止しようではありませんか!」と通行する市民のみなさんに力強く呼びかけました。

  

 

10.16 院内集会◆保阪正康さんに聴く、「いま、昭和史から学ぶこと」

2014.10.16

10月16日、立憲フォーラムと「戦争をさせない1000人委員会」の共催による院内集会を開催しました。立憲フォーラムとして出した、特定秘密保護法の「運用基準」閣議決定への抗議声明について、事務局長の江崎孝参議院議員が説明した後、ノンフィクション作家で昭和史研究家の保阪正康さんから「いま、昭和史に学ぶこと」と題して1時間にわたって講演しました。

保阪さんは、昭和以降32人の首相がいるが安倍首相は一番点が低く「批判の対象ではなく軽蔑の対象だ」と厳しく批判する一方、私たちの責任も重いと指摘。先の集団的自衛権の閣議決定に触れながら、戦前の日本は軍事が政治を振り回し、立法はスタンプの役割しか果たさなかったことと重ね合わせながら、社会的ニヒリズムに陥ることなく「戦後民主主義、アメリカン・デモクラシー」から「戦後」と「アメリカン」をとった民主主義にしよう、普通の議論が通用する社会に戻そう、と訴えました。

  

2014年ノーベル平和賞の発表を受けて

2014.10.10

10月10日夕刻、ノーベル平和賞の発表がありました。これを受け、「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会の推薦署名活動に取り組んできた立憲フォーラムに所属する議員を中心に緊急記者会見を行いました。今回は残念ながら受賞を逃しましたが、40万人以上の推薦署名が集まったこと、ノミネートされたことが大きな話題となったことにより、改めて憲法9条はわたしたち日本国民にとっての「希望の光」であることを確認することができました。また、世界からも高い評価を受けたことは、逆に今、憲法9条を自ら壊しかねない、日本の危機的状況に対する世界からの警告であるとも受け止めています。引き続き、市民運動のみなさんとともに、憲法9条のノーベル平和賞の受賞をめざし、「世界の宝」となるよう、活動を進めていきます。

また、今回受賞をされた、マララ・ユスフザイさん、カイラシュ・サティアティさんをこころから讃えるとともに、受賞を喜びあいたいと思います。

9.29 「安倍政権の暴走を止めよう!国会包囲共同行動

2014.9.29

9月29日、臨時国会開会日。昨年末の秘密保護法制定に続き、7月1日の閣議決定による集団的自衛権の行使容認の強行し、先達の英知と平和憲法により、69年間の平和を成し得てきた私たちの国を、戦争に導こうとする安倍政権。この暴走を止めるべく、国会開会日のこの日に、様々な市民団体が共同し、国会包囲行動を行いました。立憲フォーラムからも、近藤昭一代表をはじめ、吉田忠智参議院議員、江崎たかし参議院議員、相原久美子参議院議員らが共同行動に駆けつけ、この臨時国会で、政権与党の過ちを正すべく闘う旨、力強くアピールしました。

立憲フォーラム 2014年秋合宿

2014.9.28

9月28日、立憲フォーラムは「2014年秋合宿」を都内で開催しました。近藤昭一代表の挨拶で始まった合宿は、終戦記念日の記者会見で発表した立憲フォーラムとして制定を目指す「平和創造基本法(仮称)」について、国際的な協調と共存を図るため、よりブラッシュアップをめざすための基調提案を平岡秀夫元法務大臣から提起いただきました。続いて、軍事評論家の前田哲男さんから、「日米新ガイドライン、集団的自衛権の問題点」について講演いただきました。この間の日米ガイドラインのたどった経緯を振り返り、今後想定される新ガイドラインの方向性について、来春の通常国会で提出される集団的自衛権関連法案の動向とともに国会における具体的論戦について協議を行いました。そして合宿の最後には、立憲フォーラムの現段階の到達点と今後の活動の柱について議論し、戦後70年という節目を迎える来年に向け、歴史認識の問題を含め、平和と協調のアジア・世界を実現するため、より豊かな活動を行っていくことを確認しました。

戦争させない・9条壊すな! 9.4総がかり行動

2014.9.4

9月4日夜、東京・日比谷野外音楽堂において、戦争させない1000人委員会・解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会の主催で、「戦争させない・9条壊すな! 9.4総がかり行動」が開催されました。会場には5500人を超える市民が集まり、熱気に満ちた集会となりました。

実行委員会を代表して、山口二郎法政大学教授が開会挨拶を行い、「集団的自衛権行使容認をめぐるたたかいは始まったばかりだ。友人や職場の仲間などに、平和と憲法を愛する思いを伝えていこう」と参加者に呼びかけました。引き続き、フォークシンガーの小室等さんからは黒田三郎さんの詩による歌、作家の雨宮処凛さん、精神科医の香山リカさんからの発言、作詞家のなかにし礼さんの詩「平和の申し子たちへ!泣きながら抵抗を始めよう」の朗読、作家の落合恵子さんからの「賢い不服従」の呼びかけなど、多彩な発言が続き、安倍政権の強引な解釈改憲に対する危機感が、各界・各層に広かっていることが感じられる集会となりました。

政党からは、民主党、共産党、社民党を代表して挨拶が行われ、生活の党からはメッセージか寄せられました。いずれも安倍政権の強引な解釈改憲に強く抗議し、国会でなんとしても安倍政権の暴走を食い止めるべく、たたかう決意を表明する発言であり、会場からは大きな拍手がと激励の声が寄せられました。立憲フォーラムからも福島瑞穂参議院議員、辻元清美衆議院議員、吉田忠智参議院議員、江崎孝参議院議員が参加、参加者との連帯を深めました。

この後集会は、日弁連の山岸良太さん、立憲デモクラシーの会、琉球大学の高良鉄美さん、戦争をさせない北海道委員会、調布・憲法広場の石川康子さん、パレスチナ・ガザ地区の現状を報告されたジャーナリストの志葉玲さんなど、多くの方々から連帯の挨拶をうけ、銀座方面に向けてデモ行進を行いました。

本日の集会の熱気をきちんとうけとめ、立憲フォーラムとしても、今秋にも予定される「日米防衛協力ガイドライン」の見直し、そして、通常国会における集団的自衛権の行使に関わる関連法案の審議に向け、安倍政権の独走をなんとしても食い止めるべく、精一杯がんばり抜く決意です。

 

戦争をさせない1000人委員会 9.4院内集会にて

2014.9.4

「戦争をさせない1000人委員会」が主催し、「立憲フォーラム」が後援した「集団的自衛権」行使容認反対!9・4集会が参議院議員会館講堂で開かれ、立憲フォーラムを代表して江崎孝事務局長が「国家主義に流されるか、民主主義を深化させるかのせめぎ合いの闘いが始まった。あきらめた方が負ける」と決意を表明しました。また、立憲フォーラムの一員である吉田忠智社民党党首は「先の共同通信の世論調査では20代の集団的自衛権反対が18%も増えており、安倍内閣への不満は拡がっている」と指摘しました。その後、高良鉄美琉球大学教授が「集団的自衛権と沖縄」と題して講演、「辺野古中止を求める県民は80%」などと沖縄の現状を語りました。集会参加者はこの後、日比谷野音で行われる集会へ参加しました。

 

立憲フォーラムとして「平和創造基本法(仮称)」制定を提起

2014.8.15.

69回目の終戦記念日となった8月15日、立憲フォーラムは記者会見を開き「平和創造基本法(仮称)」の制定を目指すことを公表しました。

会見には、近藤昭一代表、阿部知子副代表、辻元清美幹事長、江崎孝事務局長が出席。近藤代表から「集団的自衛権の行使容認の閣議決定に対する国民の不安が大きい。主権在民なのに、国民が知らないうちに閣議決定で平和憲法の理念が変えられ、国民が一番置き去りにされている」、「集団的自衛権の閣議決定はダメだ、というだけではなく、リベラルの側からの『安全保障はどうあるべきか』との考え方を形で提示する必要がある」、「安倍総理の『積極的平和主義』は戦争に加担する武力行使、『力』によるものだが、我々はあくまでも『力の行使』ではない手段によって平和を実現するという考え方」によって『平和創造基本法(仮称)案』の国会提出を目指す」などとして、法案の基本的考え方と骨子について説明しました。

さらに出席議員らからも、「立憲フォーラムは超党派の議連であるが、それぞれの党でも議論していただいて、協力できるというところから各党内手続きの上、来年の通常国会での共同提案を目指したい」とした上で、「これを国民と一緒に造る法案としたい」、「市民からのパブコメなどもいただいてブラッシュアップしていこうと考えている」との決意も述べられました。

今後、立憲フォーラム内でさらに議論を進め、広く国民の声を反映しながら、成案化に向けた議論を進め行く予定です。

 

※「平和創造基本法(仮称)」については、「超党派による集団的自衛権の行使歯止めの法案提出へ」と、新聞各紙およびNHKをはじめとするメディアでもとりあげていただきました。

 

「戦争をさせない1000人委員会」における連帯メッセージ

2014.7.31

7月31日夕、「憲法破壊の閣議決定を今すぐ撤回しろ! 戦争をさせない1000人委員会7.31集会」が東京・全電通会館で開かれ、会場に入りきれない500名が参加しました。集会は明治大学の浦田一郎教授が「集団的自衛権容認の閣議決定と今後の課題」と題した講演とともに、「戦争をさせない1000人委員会」としての今後の行動方針が提起されました。

立憲フォーラムからは、近藤昭一代表が出席し、「集団的自衛権講師容認の閣議決定に反対するすべての方々の力を結集し、安倍内閣の暴挙を阻止していこう!」と力強く連帯を呼びかけました。

集団的自衛権の行使容認の閣議決定は許されない

2014.7.1

7月1日夕、立憲フォーラムは、安倍内閣による集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を受け、緊急記者会見を開き、「集団的自衛権の行使容認の閣議決定は許されない」とする声明を発表しました。記者会見には、立憲フォーラム代表である近藤昭一衆議院議員をはじめ、阿部知子衆議院議員、神本美恵子参議院議員、福島みずほ参議院議員、白眞勲参議院議員、小西洋之参議院議員、江崎孝参議院議員らが出席、今夕の閣議決定について、「密室において実質的に憲法改正を行ったようなもの」、「国民の思いとかけ離れているにもかかわらず、大きく社会を変容させることとなる」、「民主主義、立憲主義を破壊する行為に他ならない」と断じました。そして今後は、引き続き、国民運動と連帯し、安倍内閣の暴走をストップさせていくことを宣言しました。

「戦争をさせない1000人委員会」官邸前緊急抗議行動

2014.6.27

6月27日朝、首相官邸前で「戦争をさせない1000人委員会」の緊急抗議行動がありました。立憲フォーラムからは、神本美恵子参議院議員、福島みずほ参議院議員らが参加しました。6月22日まで開催されていた通常国会期間内の閣議決定は阻止することが出来ましたが、切迫した状況に変わりはありません。閣議決定日の予測が飛び交っていますが、立憲主義、民主主義の否定となる解釈会見をなんとしても阻止すること、この一点に集中し、引き続きみなさんとともに、たたかっていきましょう!

「戦争をさせない1000人委員会」6.26 院内集会

2014.6.26

6月26日、衆議院議員会館内において、「戦争をさせない1000人委員会」6.26 院内集会が開催されました。「憲法破壊の『集団的自衛権』行使容認反対! みんなの力で閣議決定を阻止しよう!」のスローガンの下、半田滋さん(東京新聞編集委員・論説委員)のお話しを伺った院内集会は、会場を埋め尽くす人々の熱気でつつまれていました。立憲フォーラムからも吉田忠智参議院議員、阿部知子衆議院議員、那谷屋正義参議院議員、白眞勲参議院議員らが駆けつけ、「憲法解釈のための閣議決定をなんとしても阻止していかなければならない」との挨拶をさせていただきました。

「戦争をさせない1000人委員会」官邸前緊急行動

2014.6.20

6月20日、今日は実質的な国会最終日です。今朝も8時から官邸前行動に200人が集まり、「絶対にあきらめない!」と元気にシュプレヒコール。グリーンピースの若い人たちも加わりました。近藤昭一衆議院議員、神本美恵子参議院議員、福島みずほ参議院議員らが参加、ご参集のみなさんにご挨拶させていただきました。

「戦争をさせない1000人委員会 6.19 院内集会にて

2014.6.19

6月19日夜、「憲法破壊の『集団的自衛権』行使容認反対! 安倍政権は民衆の声を無視するな!」を掲げ、戦争をさせない1000人委員会 6.19 院内集会が開催されました。衆議院第一議員議会間の大会議室は満員で立ち見をするほどの参加者があつまりました。皆さんの危機感が感じられました。

沖縄国際大学教授で元琉球新報論説委員長の前泊博盛さんのお話を聞きました。「集団的自衛権行使」は再び沖縄を戦争の最前線にする。沖縄の人たちがアメリカではなく日本に戻ることを選んだのは、日本国憲法があったから。とのお話を伺いました。

院内集会後、沖縄の人たちとの連帯の気持ちを新たに、再び官邸前で抗議を行いました。

「閣議決定で『戦争する国』にするな! 6・17大集会」でご挨拶

2014.6.17

6月17日の夕方から、「閣議決定で『戦争する国』にするな! 6・17大集会」が、日比谷野外音楽堂で開催され、5000人が参加、集会の後国会へデモしました。立憲フォーラムからは代表の近藤昭一代表が民主党を代表し、「皆さんと一緒に命を守っていく。平和を守っていく」と連帯のあいさつをしました。

「戦争をさせない1000人委員会」官邸前緊急行動

2014.6.17

6月17日、朝8時から首相官邸前で「戦争をさせない1000人委員会」の抗議行動がありました。国民の声を無視して、安倍内閣の手で、憲法の平和主義、民主主義、立憲主義が破壊されようとしている。この暴挙への怒りを共有し、共に官邸に向かって「集団的自衛権行使反対」の声をぶつけました。早朝から集まられた300人ものみなさんを前に、立憲フォーラムの神本美恵子参議院議員、徳永エリ参議院議員、福島みずほ参議院議員ら連帯のあいさつをさせていただきました。

「戦争をさせない1000人委員会」国会前行動にて

2014.6.13

6月13日、「戦争をさせない1000人委員会」による昨日の日々谷野音での集会と国会包囲行動に引き続き、今日は国会前緊急行動が正午から衆議院第2議員会館前で行われました。右翼の街宣車の妨害を気にすることもなく、約300人ほどが集まり、「集団的自衛権行使」反対の大きな声をあげました。

立憲フォーラムからは、近藤昭一衆議院議員、江崎孝参議院議員、神本美恵子参議院議員らが駆けつけ、「必ず、国民の声を安倍総理に伝えるために粘り強く頑張る」とあいさつをしました。

戦争をさせない全国署名提出集会・国会包囲抗議行動にて

2014.6.12 vol.2

6月12日夕、心配された雨も上がった日比谷野外音楽堂で「戦争をさせない1000人委員会」が主催する「戦争をさせない全国署名提出集会・国会包囲抗議行動」が3000人が参加して開かれました。この日、官邸と衆参議長あてに175万人の行使容認反対の署名を提出。呼びかけ人である作家の大江健三郎さんや澤地久枝さん、憲法学者の樋口陽一さん、菅原文太さんらが次々に「戦争ができる国家への変貌」を批判しました。

立憲フォーラムの議員も多数参加し、顧問の江田五月参議院議員が民主党を代表し、吉田忠智社民党党首が社民党を代表して、集団的自衛権行使容認反対を訴えました。

集団的自衛権を容認させない6・12院内集会

2014.6.12 vol.1

6月12日午後3時半から立憲フォーラムは「集団的自衛権を容認させない6・12院内集会」を参議院議員会館で開きました。辻元清美幹事長が衆議院外務委員会での自分の質問を紹介しながら、安倍政権の集団的自衛権のずさんさ、詭弁ぶりを解説、また、参加議員から安倍の暴走を止めるため、それぞれ決意が表明されました。

集会では孫崎享・元外務省国際情報局長が「集団的自衛権と東アジアの安全保障」をテーマに講演、戦争をさせない1000人委員会の呼びかけ人の香山リカさんが、精神科医の立場から、安倍政権の危うさを指摘しました。

安保法制懇報告書、安倍首相会見に関する記者会見

2014.5.15

5月15日、立憲フォーラムは、安倍首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」報告書の提出、および夕刻の安倍首相が会見を行ったことに対し、国会内で記者会見を開きました。

会見には、立憲フォーラムの近藤昭一代表、阿部知子副代表、福島みずほ幹事、糸数慶子幹事が出席、「安保法制懇報告および安倍総理の方向性は、為政者を制約する立憲主義の根本を踏みにじるもので断じて認めることはできない。国会の場で問題点を浮き彫りにするとともに、国民各層の広範に湧き上がる『集団的自衛権容認反対、戦争をする国にさせはしない』という声と連動し、未来に禍根を残さないために全力をあげます」と述べました。

憲法記念日に近藤代表があいさつ

2014.5.3

5月3日、平和フォーラムが主催する「いま『戦争をさせない』決意を新たに施行67周年 憲法記念日集会」が日本教育会館ホールで開催され、立憲フォーラムの近藤昭一代表が「集団的自衛権の行使容認を何としてもとめなくてはならない。平和を創っていくために憲法を私たちのものにしていきましょう」と連帯のあいさつ。

集会は小室等さんが歌い、鎌田慧さん(ルポライター)、雨宮処凛さん(作家・活動家)、佐高信さん(評論家)が戦争や格差などの問題について発言をしました。

沖縄・那覇市で「憲法理念の実現をめざす第50回大会」開催

2013.11.3~5

 11月3日から5日の日程で、沖縄県那覇市で「沖縄から問う『平和、人権、いのち』-核も基地も戦争もない世界を!憲法理念の実現をめざす第50回大会」(護憲大会)が開催された。毎年、全国47都道府県持ち回りで行われるもので、沖縄県での開催は、1979年の第16回大会、1999年の第36回大会につづいて3回目。
10月3日に那覇市民会館大ホールで全国から1000人の参加を得て開会総会とシンポジウム。翌4日は、非核・平和・安全保障、地球環境・脱原発、歴史認識と戦後補償、教育と子どもの権利、人権確立、地方自立・市民政治、憲法の7つの分科会と、南部戦跡や米軍基地をめぐる2コースのフィールドワーク、女性と人権、オスプレイ、映画『ひまわり』上映の3つの「ひろば」、運動交流特別分科会など多彩な企画が行われた。最終日の5日の閉会総会は、琉球新報ホールで約750人の参加で大会を締めくくった。
開会総会には、吉田忠智参議院議員(社民党党首)、近藤昭一衆議院議員(民主党)、辻元清美衆議院議員(民主党)、糸数慶子参議院議員(沖縄社会大衆党委員長)」ら4名の立憲フォーラム会員が参加し連帯のあいさつを行なった。

平和フォーラム主催の秘密保護法反対集会に2800人が参加

2013.10.29

 10月29日18時半から、平和フォーラムが主催する「秘密保護法案と立憲主義否定の国づくりに反対する集会」が、日比谷音楽堂で開催された。市民や労働組合の代表など2800人が参加。集会では、主催者を代表し福山真劫・平和フォーラム代表が「いま憲法は最大の危機にある。私達の知る権利を奪う秘密保護法案を許したら次は憲法の改悪につながる。マスコミも反対している。国会議員も国会内でがんばってもらいたい。みんなの力を結集すれば必ず廃案に出来る」と呼びかけた。 集会には、立憲フォーラムの会員も多く参加し、立憲フォーラムの近藤昭一代表(民主党・衆議院議員)は「安倍首相は戦後レジームの転換を叫び、憲法をないがしろにしている。臨時国会で秘密保護法とセットで『国家安全保障会議』(日本版NSC)創設法案の成立も狙っている。なんとしても阻止しなければならない」と決意を表明した。 吉田忠智副代表(社民党党首・参議院議員)は「安倍首相は戦争の出来る軍事大国化をめざしている。憲法96条の改憲を許さなかったっ闘いをさらに広げていこう」と訴えた。辻元清美幹事長(民主党・衆議院議員)も「何を秘密にするかを内閣で決めて、国権の最高機関の国会に対しても明らかにしないのは、国会議員がなめられていることだ。立憲主義を守るためにがんばる」などと述べた。 この他、日本弁護士連合会秘密保全法制対策本部本部長代行の江藤洋一弁護士や、新聞労連の大江史浩書記長、結成されたばかりの「秘密保護法反対ネットワーク」から弁護士の海渡雄一氏が連帯のあいさつを行なった。 集会後、参加者は国会に向けてデモ行進を行ない、衆議院議員面会所で参加した議員らと「法案の廃案に向けてともに闘おう」とエールの交換を行なった。

柳澤協二氏を招き、集団的自衛権行使に反対する連続講演会(第1回)

2013.10.17

 10月17日(木)17時30分~、衆議院第2議員会館多目的会議室で、集団的自衛権行使に反対する連続講演会を開催した。

 講師の柳澤協二氏(国際地政学研究会理事長)は、防衛審議官、防衛省長官官房長、防衛研究所所長、内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)などを歴任した防衛官僚。

 柳澤氏は、「問題は具体的ニーズが何かということ。実務者の感覚として、アメリカから集団的自衛権の行使の要求などない。行使できなければ日米関係が壊れるなんてことはあり得ない。それが実務者としての実感」、「(確かに周辺環境の変化はあるかもしれないが)じゃあ、どれだけ予算をつけてくるのかといえば、全く期待できない。口だけ勇ましいことをいって、脅威を高めるだけ高めているだけ。これを口だけ抑止といって、専門家からいえば一番よくない方法だ」、など安部政権の安全保障政策に疑問を示した。

 国会議員からも活発な質疑が行なわれ、「(今日の話には非常に納得できたが)防衛省・自衛隊には田母神さんのような勇ましい人もいる。柳澤さんのような人と、田母神さんのような人の比率はどのくらいか?」、「秘密保護法に具体的ニーズはあるのか?」など活発な討論が行なわれた。

 最後に、集会に賛同いただいた「イラク戦争を検証するネットワーク」を代表してジャーナリストの志葉玲氏からのアピールを受け終了した。

秘密保護法を考える超党派の議員と市民の勉強会がスタート

2013.10.10

 政府が臨時国会に提出を予定する「特定秘密保護法」に関して、超党派の議員の呼びかけによる勉強会が開催された。会場となった参議院議員会館講堂には、立ち見を含む250名の聴衆が詰めかけ、国会議員20名も参加し、秘密保護法への関心の高さを伺わせた。

 勉強会では、沖縄返還に関する日米密約をスクープして、国家公務員法違反で逮捕された元毎日新聞記者の西山太吉氏らが講演。西山氏は「情報公開法が2011年に国会に出されたものの、何の審議もされないまま廃案となった。情報公開を圧殺し、機密だけが動いている。これは民主主義が完全に空洞化することの前提」と警鐘を鳴らした。上智大学の田嶋泰彦教授は、「仮に法案に知る権利を明記しても、法案の本質がそうでない」と批判、弁護士の海渡雄一氏は「秘密保護法は、戦争に備える軍事立法。ジャーナリストは実刑を覚悟しなければ情報を取りに行くこともできない」と指摘した。清水雅彦日体大准教授は、1980年代後半に自民党が衆院で圧倒的多数を占めながら国家機密法を制定できなかった例をあげ「国会の議席ですべてが決まるわけではない」と反対世論の盛り上がりに期待をしめした。

 同会は民主、共産、社民など各党の議員が呼びかけたもので、立憲フォーラムの近藤昭一代表、江崎孝事務局長も呼びかけ人となっている。今後も勉強会を継続していく予定だ。

 

※呼びかけ人(10/11現在): 近藤昭一、江崎孝、川田龍平、山田太郎、赤嶺政賢、仁比聡平、村上史好、主濱了、照屋寛徳、福島みずほ、糸数慶子、山本太郎

猪苗代で立憲フォーラム秋季研修会を開催

2013.10.8~9

 10月8日、9日の2日間の日程で、福島県猪苗代町のホテルで、立憲フォーラム秋季研修会を開催した。宿舎の都合で交通の便の良くない会場となり、また前日の台風の影響による欠席者が出たが、国会議員、秘書、事務局計25名が参加。

 1日目は、集団的自衛権に関する解釈変更の動きについて東京新聞の半田滋記者から、秘密保護法案制定の動きについて毎日新聞の臺宏士記者から、それぞれ報告をいただき、安倍政権の動きについて討論、分析を行なった。

 2日目は、立憲フォーラムの今後の活動方針や、臨時国会の闘いについて、意見交換を行ない議論を深めた。

「96条改定に反対し、憲法9条を守ろう」宗教者共同声明1万人到達集会

2013.9.19

 13年5月に「96条改定に反対し、憲法9条を守ろう」宗教者共同声明を発表した宗教者らが9月19日、参議院議員会館で「賛同者1万人到達集会」を開催した.同声明の呼びかけ人は仏教40名、カトリック14名、プロテスタント22名、神道3名、新宗教4名の宗派を超えた83人。9月17日現在の賛同者が計1万2219人に達した。

 集会では、「許すな! 憲法改悪・市民連絡会」の高田健氏の講演を受けた。また、立憲フォーラムの水岡俊一副代表、福島みずほ参議院議員らも参加、連帯のあいさつを行なった。

 

千鳥ヶ淵で「戦争犠牲者追悼、平和を誓う集会」開く

2013.8.15

  敗戦68年目の8月15日、東京・千鳥ヶ淵の国立戦没者墓苑で「戦争犠牲者追悼・平和を誓う集会」が開かれた。平和フォーラムの主催で毎年開催されているもの。各団体の代表など約200人が参加した。

 集会は、無名戦役者の遺骨を納めた納骨場所(六角堂)の前で、I女性会議の大塚優子中央常任委員の司会・進行ですすめられ、正午の時報にあわせて黙とう。

 続いて、立憲フォーラムの阿部知子副代表、民主党の那谷屋正義参議院議員、社民党の福島みずほ参議院議員、平和フォーラムの福山真劫代表らが「誓いの言葉」を述べ、各団体・参加者らが献花し、戦争犠牲者の冥福と平和への決意を新たにした。

「96条の会」シンポジウムで水岡俊一副会長がアピール

2013.6.14

 6月14日、上智大学で開催された「96条の会」発足記念シンポジウムに立憲フォーラムの水岡俊一副会長が参加。立憲フォーラムの活動を紹介し、連帯のあいさつをした。

 同シンポジウムには、予定を大幅に超えて1160名が参加、当初予定の270人の教室では入りきらず、第9会場までつくられるという大盛況となった。

 96条の会代表の樋口陽一東大名誉教授は「裏口入学に当たるやり方で改憲に成功しても、正当性を持たない」、何かおかしい』との疑念が広がっている」と指摘。「権力を憲法でしばるのが立憲主義だ。公権力が『自分を縛るルールを変えてくれ。後は好きにするから』というのはその破壊。主権者である国民に対する侮辱だ」と批判した。

田原総一朗氏講演会(立憲フォーラム全体会)

2013.5.16

 5月16日(木)午後5時30分から、衆議院第一議員会館多目的ホールで、ジャーナリストの田原総一朗氏を招いて講演会を開催した。

 田原氏は「偉い人の言うことは信用できない、国家は嘘つく。戦争が終ったときに、みんなコロッと変わった。国家っていうのは信用できない。わたしは今でもそう思っている。そんなことがあってジャーナリストになった。」

 「憲法9条2項は変えてもよいと思うが96条の改正には反対だ。参議院で否決された議案の再可決は3分の2、秘密会の開催も3分の2、議員の除名は3分の2以上の賛成が必要。憲法改正が2分の1でいいというのは飛躍がありすぎる。96条改正には大反対」などと話した。

 会場からも質問が出され活発な質疑が行なわれた。

大河原雅子幹事が5・3集会で連帯のあいさつ

​2013.5.3

 5月3日の憲法記念の日、フォーラム平和・人権・環境は「自民党などの改憲案を斬る!-施行66周年憲法記念日集会」を日本教育会館ホールで開催。約600名が参加した。主催者を代表して福山真劫代表、4月25日に発足した立憲フォーラム幹事の大河原雅子参議院議員のあいさつ。

 つづいて「憲法の基本原理と昨今の改憲論」と題し清水雅彦日本体育大学准教授、「国際人権基準から見た日本の外国人の人権問題」と題して大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員の師岡康子さんの2人の講演が行われ、最後に、藤本泰成事務局長がまとめの提起を行った。

 大河原議員は、「現憲法は、国と政府の権力の限界を示し、国民主権を体現するまさに立憲主義に貫かれている。これを打ち壊そうとする改憲のうごきがある。このうごきと対決するために立憲フォーラムはできた」と立憲主義の擁護を訴えた。

立憲フォーラム、5・3憲法記念日の談話を発表

2013.5.3

 立憲フォーラムは、5月3日の憲法記念日にあわせて談話「憲法記念日によせて」を発表した。多くの国が発議要件を日本同様に「3分の2」としており、9条などの改正がなかなかできないので、改正が実現しやすくなるように、まず「ルールを変えてしまえ」という手法は「国民の手から憲法を奪う」ことにならない。「国民をおきざりにした改憲の動きをくい止め、立憲主義を守るために、全力を尽く」すとしている。

立憲フォーラム結成総会開かれる

2013.4.25

 4月25日、衆議院第2議員会館多目的会議室において、立憲フォーラム結成総会が開催された。

 国会議員20名をはじめ代理の秘書、憲法・平和問題に取り組む市民団体・労働組合などから約200人以上が参加。民主党、社民党、みどりの風、無所属などの衆参35名で発足した。総会では、設立趣意書や規約、役員体制を確認した後、藤井裕久元財務大臣(民主党顧問)と武村正義元官房長官(元さきがけ代表)から記念講演を受けた。

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