4月25日、衆議員第2議員会館多目的会議室で「立憲フォーラム」の設立総会が開かれた。安倍内閣が改憲の発議要件を緩和するために「憲法第96条改正」を主張し参議院選挙争点としようとしていることを立憲主義の危機ととらえた衆参12人の超党派の国会議員が呼びかけた。





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 設立総会には、賛同する国会議員や、憲法・平和問題に取り組む市民団体、労働組合などから約200人以上が参加。国会議員本人の出席は20名、会員は民主党、社民党、みどりの風、無所属など35名(当日)で発足することとなった。最初に近藤昭一衆議院議員(民主党)が、立憲フォーラムの設立に至った経過について「総選挙の結果、憲法『改正』に積極的な議員が多くなったと言われ、安倍首相も96条改憲に言及している。これは立憲主義に反する動きであり、これに危惧を抱く議員によって立ち上げられた」と説明した。

 設立趣意書や規約、役員体制を確認し、幹事長に就任した辻元清美衆議院議員が、今後の活動方針を提起。勉強会の開催や討論・視察、政策提言、有識者や言論への働きかけを行なっていく、「各地域へも運動を広げていくとともに、ホームページも立ち上げて情報発信をやっていく」と説明し了承された。
 役員体制は、代表に近藤昭一議員、副代表に阿部知子議員、水岡俊一議員、吉田忠智議員、幹事長に辻元清美議員、事務局長に江崎孝議員、事務局次長に那谷屋正義議員などとなっている。
 

 総会終了後、引き続き記念講演が行なわれた。藤井裕久元財務大臣(民主党顧問)は「安倍首相は偏狭なナショナリズムに陥っている。憲法には長い歴史があり、いまの日本の平和と環境は後世に残すべき財産だ。今の異常な状況下で憲法を変えるべきではない」と語りました。



 また、同じく講演に立った武村正義元官房長官(元さきがけ代表)も、「96条を変えようとする動きはうさん臭いものを感じる。改憲の発議要件は一般の法律よりも厳しくすべきものだ」と語りました。
 

 最後に近藤昭一代表が「今の憲法がなぜ出来たのかを改めて考える必要がある。憲法は国を縛るものであるという立憲主義を守っていくことは、世界の平和に貢献することに繋がる」と、フォーラム結成の意義を訴えました。

立憲フォーラム設立総会を開催/2013年4月25日